北方領土の話題と最新事情

北方領土の今を伝えるニュースや島の最新事情などを紹介しています。

2020-09-10から1日間の記事一覧

国後島の泊、ドゥボボエ地区で軍の射撃訓練実施

国後島の2カ所の訓練場でロシア軍の射撃訓練などが行われることから、南クリル行政府は近寄らないよう注意を呼び掛けている。南部ゴロブニノ(泊)に近いベロゼルスカヤ川(シロマンベツ川)一帯で戦車や大砲、小型武器を使用した射撃訓練が9月9日--11日、14日--…

南クリル諸島海域 23,000トンのシイラ混獲

今年に入ってから、南クリル諸島近海で混獲されたシイラは23,003トンに達している。シイラの推奨漁獲量は3,003トンとされる。連邦水産庁のサハリン当局は、この情報によってシイラの漁獲を禁止しているが、すべての企業がこの警告に耳を傾けるわけではない。…

国後島・近布内の海岸 5-7mのクジラが打ち上げられた

国後島のオトラデンスカヤ砂丘(※近布内近辺の浜か?)で、クジラが打ち上げられ死んでいるのが発見された。体長は5~7mとみられ、種類を特定できていない。住民によると、ストルブチャティ岬(材木岩)沖で集団でイワシの群れを狩っていたクジラの一頭ではないか…

国後島のすべてが好きな人々…

サフ・コム通信がサハリン州各地で実施している「ダイレクト・ライン」が9日、国後島ユジノクリリスク(古釜布)の行政府前の中央広場で行われた。広場にはレーニン(※像のこと)はいたが、住民は誰も訪れなかった。「ダイレクト・ライン」は住民が日々の暮らし…

今秋、国後と色丹に診療施設開設 ウラジオからの資機材配送業者を募集

クリル諸島社会経済発展プログラム推進局は、国後島と色丹島に開設される地域のプライマリーケアを担う診療所に必要な資機材をウラジオストクから配送する請負業者を探している。費用は480万ルーブル。診療所は国後島ドゥボボエと色丹島マロクリリスコエ(斜…

占守島のハチ公 実は灯台守と暮らしていた

飼い主を待つシュムシュ島(占守島)のハチ公のニュースを知って、サハリンの動物愛護団体から犬を引き取りたいと申し出があったが、どうやらそれは必要ないようだ。ハチ公は、シュムシュ島のチブリニー岬の灯台守と暮らしていることが分かった。犬は漁師や観…

占守島のハチ公 1カ月以上も海岸で飼い主を待つ犬

北クリルのパラムシル島セベロクリリスクの住民は、無人島のシュムシュ島(占守島)の海岸で1カ月以上も座っている犬の運命を心配している。犬には首輪がついており、住民は「ハチ公のように、飼い主が迎えに来るのを待っているようだ」と話している。犬が初め…