北方領土の話題と最新事情

北方領土の今を伝えるニュースや島の最新事情などを紹介しています。

2022-08-12から1日間の記事一覧

フリーメーソンの象徴「目」が付いた4つの石  旧樺太庁博物館の貴賓室にまつわる謎 

サハリン州郷土博物館の歴史は日本の樺太時代に遡る。開館は1937年8月1日。建物は1935年に着工した。建設費は樺太住民の寄付によって賄われた。主任建築士は貝塚良雄氏で、当時の流行である「帝冠造り」を採用した。日本の伝統的な建築様式の1つで、日本国家…

『洋上慰霊』

千島連盟羅臼支部の鈴木日出男支部長が釧路新聞(2022/8/12付)のコラム「諸感雑感」で、先日終了した「洋上慰霊」について書いています。

国後島の観光地に25のグランピング施設 豪華テント、レストラン、スパも 投資額1億5,000万ルーブル

観光客が増加している国後島で、ホテルの快適さとアウトドアの楽しみを兼ね備えたグランピング施設の整備が計画されている。ザ・スカイ・グランピング・ネットワークの創設者の1人、セルゲイ・ペトロフ氏は「クリル諸島は美しい場所。カムチャツカに似ている…

択捉島で「クリーン・アイランド」キャンペーン 

択捉島でエコロジーキャンペーン「クリーン・アイランド」が開催され、基地の町ゴルノエでは、子供たちから車いすのお年寄りまで多くの住民が参加。家の周りの草刈りやゴミ拾いを行い、花壇にチューリップやペチュニアを植えた。(サハリン・メディア2022/8/1…

国後島・泊山 観光客を乗せたトラックが横転 女性が骨折

8日、国後島南部のゴロブニン火山(泊山)のカルデラで、観光客を乗せたGAZ-66トラック(1960年代にソ連で製造された軍用トラック)が横転した。この事故で女性1人が鎖骨を骨折するなどした。公式の旅行代理店が企画したツアーではなかった。(サハリン・インフォ…

「墓参に代わるものではない」洋上慰霊終了で知事 「ビザなし」再開要求へ

根室港発着の北方四島洋上慰霊は10日、全10回の日程を終えた。鈴木直道知事はこれに先立ち、9日の記者会見で洋上慰霊について「墓参に代わるものではない」と述べ、当面見送りとなったビザなし渡航の再開を政府に求める考えを示した。洋上慰霊に対する…

洋上慰霊、全10回終了 千島連盟 元島民ら299人参加

北方領土の元島民らによる根室港発着の洋上慰霊が10日、全10回の日程を終了した。ロシアのウクライナ侵攻による日ロ関係悪化でビザなし渡航の再開が見通せない中、計299人が参加し洋上から故郷の島に思いをはせた。(北海道新聞2022/8/11) 最終日の1…

色丹島・穴潤 傍若無人、自由放牧の牛に住民の怒り「飼い主に罰金を!!」

色丹島では我が物顔で公共の場所を占拠する傍若無人な牛に島民が怒っている。SNSのテレグラムチャンネル「Shikotan News」は12日、クラボザボツコエ村(穴潤)の解放兵士記念碑近くの広場が牛に占拠されている写真を掲載した。投稿者は牛の所有者に公共の場所…

色丹島・斜古丹 貨客船で到着した観光客、救急車で搬送

色丹島に到着した貨客船の乗客が体調を崩し、救急車で搬送されたが、無事回復した。妻と一緒に色丹島を訪れた男性で、最近、心臓の手術を受けていた。SNSのテレグラムチャンネル「南クリルの観光」が伝えた。最近、クリル諸島では異常に暑い日が続いている。…

国後島の海岸でエトピリカの仲間など数百羽の鳥の死骸  クリル自然保護区は検体をユジノサハリンスクに送った

国後島のクリル自然保護区内の海岸でウトウやエトピリカと同じウミスズメ科ツノメドリ属のツノメドリなど数百羽の死骸が発見された。場所は、南部のゴロブニン湾(※泊湾は誤りで、古釜布から近布内にかけての海岸線)、ユジノクリルスカヤ湾(古釜布湾)、トフィ…