北方領土の話題と最新事情

北方領土の今を伝えるニュースや島の最新事情などを紹介しています。

2020-12-08から1日間の記事一覧

エトロフの市長「日米の友人がクリルに移住を希望するなら極東ヘクタールを与えよう」

択捉島などを管轄するクリル地区行政府のヴァディム・ロコトフ市長は「択捉島の住民が米国への移住のためにグリーンカードを申請した事例は聞いたことがない」と強調した上で、クリル諸島に移住を希望する日本人やアメリカ人に対する支援を約束した。米国務…

シムシル島(新知島)ブロトン湾からオホーツク海への水路に命名

クリル諸島(千島列島)中部のシムシル島(新知島)ブロトン湾とディアナ海峡の間にあり、オホーツク海へ抜ける水路にロシア太平洋艦隊のユーリ・イグナトヴィチ大尉の名前が付けられた。11月11日にロシア政府が決定した。サハリンとクリル諸島に約1,500あるとい…

12月、サハリン人は氷の厚さに関係なくカレンダーに従って氷上釣りを始める

サハリンのダーチノエの川でサハリンの住民が季節外れの水泳をした? いやいや、彼らは進んで川の中に入ったわけではなく、単に氷が割れて落っこちたのだ。12月になると、ロシア人はカレンダーに従って冬の氷上釣りを始める。川に張った氷が十分に厚みを増し…

国後島で絶滅危惧種の植物を増やす取り組み クリル自然保護区が2018年から

国後島にあるクリル自然保護区の科学部門のスタッフが、ロシアで唯一国後島でのみ生育する希少種ホウノキやフタリシズカ、オオバボダイジュの繁殖に取り組んでいる。道路建設など開発が進む島内では希少種の生育地が減少しており、種の多様性を維持、回復す…

国後島にゴミ焼却施設と分別処理の複合廃棄物ステーション建設 設計業務の入札情報公開

サハリン州の廃棄物管理部門は国後島、色丹島、歯舞群島を管轄する南クリル地区に焼却処理施設を備えた複合的な廃棄物分別ステーションの設計に関する入札情報を公開した。業務は設計と見積もり、エンジニアリング調査で、予定価格は最大で1,600万ルーブル。…

「クリル(北方四島)で生まれた人が日本人なら、アラスカで生まれた人は帝政ロシア市民だろ」トルトネフ副首相がジョークで反撃

「私には、これは国際法における新しい立場のように思える。そうであれば、アラスカで生まれた人は帝政ロシアの市民として認識されるべきで、私はその件で外務省と話す準備が出来ている」--。サハリンを訪問しているロシア政府のトルトネフ副首相は、クリル…

米「四島生まれは日本出身」ロシア「報復主義」と批判 択捉島の市長「申請者は1人もいない」

ロシア外務省は6日、実効支配する北方領土で生まれた人が米国永住権(グリーンカード)を申請する際、米政府が数十年前から出身国を日本として扱っていたことについて「米国務省は第2次世界大戦の結果に疑問を投げかけ、報復主義を広めようとしている」と…