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ロシア太平洋艦隊の最新砕氷船 千島列島の松輪島付近を通過しカムチャツカへ

ロシア太平洋艦隊のために建造された最新の砕氷船「エフパティ・コロブラト」が母港となるカムチャツカ地方ペトロパブロフスク・カムチャツキーに向けて、クリル諸島(千島列島)のマトゥア島(松輪島)付近を通過した。2018年にサンクトペテルブルクで起工。全長82m、全幅19m、喫水4.6m、排水量は4,000トン強。最大速度14ノット、航続距離は7600マイル。乗組員は28 人。厚さ1mまでの氷を2ノットの速度で乗り越えることができる。船首にヘリポートを装備し、必要に応じて対空砲の設置が可能。「エフパティ・コロブラト」はペトロパブロフスク・カムチャツキーに到着後、太平洋艦隊に編入され、砕氷作業、曳航支援、遠隔地にある基地への貨物の配送、遭難船舶の支援などの任務に就く。(sakh online 2023/7/18)