北方領土の話題と最新事情

北方領土の今を伝えるニュースや島の最新事情などを紹介しています。

2022-01-12から1日間の記事一覧

択捉島 暴風雪で路線バスが運休

12日、暴風雪の影響で択捉島の集落を結ぶ路線バスが運休となった。暴風雪がまだひどくなかった早朝、クリリスク(紗那)-レイドヴォ(別飛)間の路線バスが1往復できたが、その後はゴルノエ、ゴリャチエ・クリュチ(瀬石温泉)方面を含め全路線が運休と決まった。(…

北方領土にロシア軍が新型戦車「空飛ぶ」タンクT-80BVを配備

ロシア軍の極東地域を管轄する東部軍管区は11日、クリール諸島(北方領土と千島列島)に昨年、主力の新型戦車T80BVを配備したと発表した。場所は明示していないが、ロシアが実効支配し、師団が駐屯する北方領土の択捉島や国後島とみられる。(北海道新…

千島列島は重要な「壁」 松輪島に「バスティオン」部隊展開 オホーツク海封鎖と原潜基地カムチャツカ防衛が任務

カムチャツカに基地を置く沿岸ミサイルシステム「バスティオン」部隊がクリル諸島(千島列島)中部のマトゥア島(松輪島)に展開した。ロシア軍情報筋によると、第520沿岸ミサイル・砲兵旅団には2つのバスティオン部隊と1つのバロフ部隊が含まれ、以前はカムチャ…

新型コロナ感染者、前日の80人から276人に急増 サハリン州

サハリン州の新型コロナ新規感染者数が1月11日に276人となり、前日の80人から3倍以上に激増した。医療関係者は、新規感染者が急増した理由について、休暇中に十分な感染対策を取らなかったことと、症状がでてもすぐに医療機関にかからず、休暇明けの11日に集…

択捉島 「シャナ」から「クリリスク」へ 「川の下流にある大きな集落」の歴史

今年はサハリン州創設75周年。今回は択捉島の歴史の中で重要な出来事を紹介する。択捉島のロシア人集落は、ロシア人探検家によって、先住民であるアイヌの集落があった場所に開かれた。ロシアの探検家が訪れた時、そこは「シャナ」と呼ばれていた。アイヌ語…

北クリル・セベロクリリスクの漁師 住民に無料でタラを配布

北クリル・パラムシル島のセベロクリリスクの水産企業アライドの漁師たちが12日、漁獲したばかりのタラやスケソウダラ、カレイを住民に無料で配布した。配布開始の午前9時30分にはかなりの行列が出来ていた。住民は「スケソウダラを2匹受け取ったが、とても…

択捉島 暴風雪 紗那--天寧空港道路は通行止め

択捉島のクリリスク(紗那)とブレベスニク(天寧)空港を結ぶ幹線道路は12日午前11時から暴風雪のため通行止めとなった。サハリンのロシア緊急事態省当局は、まったく視界がきかない状況で、安全確保のため交通警察は臨時派出所を開設した。当局は、不要不急の…