北方領土の話題と最新事情

北方領土の今を伝えるニュースや島の最新事情などを紹介しています。

2023-09-23から1日間の記事一覧

稚内市サハリン事務所維持方針、「現地との人的つながり」課題 識者「関係を絶やさないことが重要」

【稚内】工藤広市長は休止状態にあるサハリン事務所を来年度以降も維持したい考えを表明したが、ロシアによるウクライナ侵攻が続き、日ロ関係が悪化する中では容易ではない。それでも撤退すれば再開は難しくなるとみられ、識者は維持の重要性を訴えている。(…

北極海経由・海底光通信ケーブル 日本側陸揚げ地点、苫小牧が軸 

日本と米国、北欧の企業連合が、北極海を経由して日本と北欧を結ぶ海底光通信ケーブルの日本側の陸揚げ地点について、苫小牧市を軸に検討していることが22日、分かった。2026年末の運用開始を目指す。欧州まで直接結ぶ海底ケーブルは実現すれば国内初…

ロシア国旗に十字架設置 北方領土の貝殻島「灯台を修理した」ロシア関係者語る 元島民は憤り

国旗に十字架さらには9年ぶりの点灯など、北方領土・貝殻島の灯台でロシア側による動きが活発化しています。ロシア側の思惑とはー。STVは「灯台を修理した」というロシアの関係者に話を聞きました。(stv 2023/9/22) ロシア国旗に十字架設置 北方領土の貝…

国後島 古釜布のベッドタウン近布内 道路、診療所など社会資本整備が進む 

国後島のユジノクリリスク(古釜布)とオトラダ村(近布内※古釜布からローソク岩へ向かう途中にある)を結ぶ幹線道路の再建工事が進んでいる。ユジノクリリスクから北へ4kmのオトラダは近年、ベッドタウンとして住宅が建設されるなど発展している。再建されてい…

国後島 極東発展省副大臣が社会資本整備の状況視察「2016年以降、600億ルーブルが投資された」

ロシア極東・北極圏発展省のエルビラ・ヌルガリエワ副大臣が20日、国後島を訪問し、クリル諸島社会経済発展プログラム(2016-2025)に基づく社会資本整備の現状を確認した。南クリル地区のユーリ・ボルドフ第一副市長、ナタリア・サボチキナ副市長が同行した。…