北方領土の話題と最新事情

北方領土の今を伝えるニュースや島の最新事情などを紹介しています。

2022-12-16から1日間の記事一覧

ロシアの日本担当外務次官“平和条約交渉再開  現状では不可能”

ロシア外務省で、日本などアジア太平洋地域を担当する外務次官は、北方領土問題を含む平和条約の交渉再開について、現状では不可能だと主張しました。 ロシア外務省で、日本を含むアジア太平洋地域を新たに担当することになったルデンコ外務次官は13日、ロシ…

北方領土返還要求運動功労者 元島民らが受賞 「墓参だけでも」

内閣府は15日、北方領土返還要求運動推進功労者として道内在住の元島民4人を含む計5人を表彰した。岡田直樹沖縄北方担当相は「今後も国民世論の啓発に力を賜りたい。内閣府も領土問題の一日も早い解決に全力を尽くす」と述べた。(北海道新聞2022/12/15) …

国後島・古釜布 暴風雪で停留所の太陽光パネル支柱が倒れる

12 月 14 日の夜、国後島は低気圧の影響で雪と強い風に見舞われた。このためユジノクリリスク(古釜布)—ゴロブニノ高速道路のユジノクリリスクから6kmにある停留所で、設置されていた太陽光発電パネルの支柱が倒れた。(sakh.online 2022/12/14)

国後島・古釜布 歳末助け合い「優しいバスケット」を商店に設置

全ロシア助け合い運動の一環として、国後島ユジノクリリスク(古釜布)のスーパーマーケットなどでは「優しいバスケット」プロジェクトが実施されている。恵まれない子供たちやウクライナでの特別軍事作戦に参加している兵士の子供たちに贈るため、買い物客が…

投資額215億ルーブル、択捉島のリゾート計画頓挫か  国からの資金確保不透明、外国人観光客見込めず

ソチ近郊でローザクトールリゾートを運営するバスタ・ディスカバリー社は、択捉島で計画していた大規模リゾート計画の見直しを進めている。すでに計画を進めるため昨年12月に立ち上げた企業「オリエンタル・リゾート」は清算手続きに入っている。択捉島での…

ロシア産カニの輸出 中国・韓国・日本向けが28%増 ウクライナ侵攻で失ったアメリカ市場の3分の2を補う

今年第三四半期にロシアからの中国、韓国、日本へのカニの輸出量が7,600トン増加した。船主協会によると、ウクライナへの特別軍事作戦によりアメリカ市場が閉鎖されたが、アジア3カ国への輸出が28%増加したことにより、アメリカの市場閉鎖で失った分の3分の2…

色丹島・斜古丹の水産会社所有のトロール船が北クリルで座礁   乗組員13人は僚船が救助

12月15日午後、北クリル・パラムシル島のセベロクリリスク市の南6kmのオクルグリ岬沖(第2クリル海峡)で、色丹島・斜古丹にあるオストロブノイ水産加工場所有のトロール漁船オストロブノイ5が座礁した。乗組員13人は救命ボートで脱出し、近くにいた僚船に乗り…