北方領土の話題と最新事情

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2022-08-26から1日間の記事一覧

ロシアもサンマ不足? 連邦漁業庁「サンマはこれまで通り店頭に並ぶ」

ロシア連邦漁業庁は、多くのメディアがサンマ不足の可能性を指摘していることについて、「ロシアにサンマがなく、サンマ漁が行われないという意味ではない」と否定した。fishnews.ruによると、ロシアの漁船はいまだサンマ漁を開始しておらず、今シーズン、サ…

イワシ・サバの漁獲量8万7,700トン サンマ漁は見合わせ「今年、サンマはロシアEEZに入らない」と専門家

極東の企業は8月22日までに、イワシ6万2,200トン、サバ2万5,400トンを漁獲した。総漁獲量は8万7,700トンに達し、昨年同期をわずか0.5%上回った。漁船の数は3分の1に減っている。イワシ、サバを追っているロシア漁船(中型と大型)は11隻で、南クリル海峡、択捉…

火山学者がエベコなど北クリルの4火山を調査

サハリンとモスクワ、ベラルーシの火山学者が北クリルのパラムシル島(幌筵島)とアトラソフ島(阿頼度島)を訪れ、活発に活動しているエベコ火山をはじめチクラチカ、タタリノフ、アライドの4火山を調査した。火山や地震活動が活発な島しょ地帯で地表のスペクト…

北方四島周辺 ウニとコンブの分布など調査「資源量は安定」

全ロシア海洋漁業研究所(VNIRO=ヴニロ)の科学者が南クリル諸島の択捉島、国後島、色丹島、歯舞群島の沿岸で、ウニとコンブの分布や生育状況を調査した。潜水による調査の結果、資源量は安定した状態にあり、商業用生物資源を含めて総体として増加している兆…