北方領土の話題と最新事情

北方領土の今を伝えるニュースや島の最新事情などを紹介しています。

2022-01-20から1日間の記事一覧

日本で越冬するハクセキレイ 北千島の幌筵島で冬を過ごす

北海道南部や日本の本州で越冬するのが一般的なハクセキレイが、冬を越すために北クリルのパラムシル島で途中下車した。サハリンの鳥類学者パベル・クティトロフさんは「この現象は稀であるが、一部の個体は南に飛ぶためのプログラムを持っていないので、冬…

北方領土を含むクリール諸島での免税法案 ロシア下院第1読会を通過

北方領土を含むクリール諸島での免税法案が、昨日2022年1月18日、ロシア下院第1読会を通過した。ロシア政府は、2021年11月、クリール諸島に免税区域を導入する連邦法改正案”ロシア連邦の税法第2部の改正”をロシア下院に提出していた。前例の…

ロシア大型運搬船 スケトウダラ製品等7,000トンを積載し大連へ入港

ロシア漁業庁は、2022年1月16日、“ギドロストロイ”(Гидрострой)社所属冷凍運搬船“ヴィソツク” (Высоцк)がスケトウダラ製品等7,000トン以上を積載し、大連へ入港したと発表した。(ロシア漁業ニュースヘッドライン2022/1/19) ロシア動植物衛生…

対日戦争で戦死したソ連兵の大規模な遺骨収集を計画 サハリン50度線近くで

1945年8月。第二次大戦の終わり、南サハリンの攻撃作戦で1,000人以上の赤軍兵士が日本軍との戦闘で亡くなった。しかし、彼らのすべてが埋葬されたわけではなく、多くは戦場に眠ったままだ。兵士の遺骨収集を行っている「ロシア捜索運動」は今年、大統領助成…

択捉島・別飛に新しい中等学校、27世帯入居のアパートが完成

択捉島レイドヴォ(別飛)で建設していた新しいアパートと中等学校が完成した。アパート3階建てで、総面積は1,600㎡以上。27世帯の50人が入居した。老朽化した住宅からの住み替え政策の一環で、公共部門の職員や水産加工会社の従業員向けに建設された。また、1…