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ロシア大型運搬船 スケトウダラ製品等7,000トンを積載し大連へ入港

 ロシア漁業庁は、2022年1月16日、“ギドロストロイ”(Гидрострой)社所属冷凍運搬船“ヴィソツク” (Высоцк)がスケトウダラ製品等7,000トン以上を積載し、大連へ入港したと発表した。(ロシア漁業ニュースヘッドライン2022/1/19)

 ロシア動植物衛生監督局は先に、中国税関当局が、コンテナ積み替え物流ばかりでなく、要件を満たすロシア冷凍運搬船水産物製品の受け入れを大連港が2022年1月10日、青島港が翌11日再開したと発表していた。

 積載製品は“ピレンガ”(Пиленга)社、“クリヴェル”(Кливер)社、“サハリン・コルホーズソユーズ”(Сахалинрыбаксоюз)社、“ポロナイ”(Поронай)社、“PBTF”(ПБТФ)社らの冷凍スケトウダラ、スケコ、シラコ、スケトウダラとニシンのミール、7,000トン以上となっている。

 新型コロナウイルス拡散(CV19)防止対策として、中国税関当局は冷凍水産物の輸入規制を強化しており、コンテナ積み替物流を求め、冷凍運搬船による製品供給は極端に鈍化していた。

 ロシア動植物衛生監督局は、CV19にともなった中国の輸入制限について、2022年明け、つい最近にも、問題は簡単に解決しないとの観測を発表しており、過去のようなロシアから中国への冷凍水産物運搬船での大量供給体制に戻るのか、今後の動向を注視してゆく必要がある。

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