北方領土の話題と最新事情

北方領土の今を伝えるニュースや島の最新事情などを紹介しています。

2023-07-20から1日間の記事一覧

色丹島に「ボストーク・ツアー」が支店開設 カヤック、サーフボード体験ツアー企画

色丹島にカムチャツカ地方でエコツーリズムを推進している旅行会社「ボストーク・ツアー」の支店が開設された。責任者のパブロフ・ニコライ氏は、コマンドルスキー国立自然保護区で9年間働いた経験がある。同社はオトラドナヤ(マタコタン)でカヤックやサーフ…

北方四島 観光需要の増大と優遇措置が投資家を引き付ける

クリル諸島(北方四島を含む千島列島)に対する観光客の関心の高まりと、この地域に導入された優遇措置が新たな投資家を惹きつけている。ロシア極東・北極圏開発公社のパベル・シェイカ特別行政区支援局長は「クリル観光は勢いを増すばかりだ。観光客の数は毎…

<四島ウオッチ>ヒグマ出没、居住地で多発

北方領土で繁殖期を迎えたヒグマの活動が活発化し、居住地での出没が多発している。択捉島の地元紙「赤い灯台」によると7月中旬、中心地・紗那(クリーリスク)の市街地にヒグマが現れ、通報を受けた地元当局が射殺。同じ日にはロシア軍の村となっている瀬…

択捉島「森の主」と出会ったら…州林業狩猟庁が対処法を漫画で紹介

択捉島ゴリャチエ・クリュチ(瀬石温泉)で数日前、地元住民がクマに襲われ裂傷を負った。クマはその後、姿を現していないが危険が去ったわけではない。「森林の主」と出会ったときにどう対処すれば良いのか—サハリン州林業狩猟庁が漫画を使った分かりやすいパ…

国後島・古釜布 地区中央広場のレーニン像「56歳」

歴史を大切にする現代のユジノクリリスク(国後島・古釜布)はレーニン広場から始まる。かつて日本人が住んでいた旧市街地(低い土地)の「9月3日中央通り」にあったレーニン像が新しい地区執行委員会の建物(現在の南クリル地区行政府)の前に移されてから43年…