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北方墓参の渡航当面困難 松野官房長官

松野博一官房長官は31日の記者会見で、ロシア側が北方領土の元島民らに墓参のためのビザなし渡航を認める「北方墓参」に関し、再開は当面困難との認識を示した。ロシア外務省は、北方墓参に関する日ロ間の合意は現在も有効と表明。松野氏は、ロシアによるウクライナ侵攻が続く現状を踏まえ「具体的な展望を申し上げる状況にない」と述べた。同時に「北方墓参をはじめとする事業の再開は最優先事項の一つだ」と強調した。(産経新聞2023/1/31)

「北方墓参は有効」ロシア外務省 STVの質問にホームページで回答

ロシア外務省は30日、ビザなしで行われてきた北方領土への墓参に関する協定は「有効だ」とSTVからの質問にホームページで回答しました。ロシア外務省は、今月18日に開催したラブロフ外相の記者会見に際し、メディアからの質問を受け付け、答えられなかった回答を30日、ホームページで公開しました。この中で、北方領土を元島民がビザなしで訪問してきたいわゆる「北方墓参」の再開の可能性についてSTVが尋ねたところ、「協定が有効であることは、これまでにも確認している。しかし、日本側から、新型コロナで中断した墓参を再開する意向が表明されていない」としてロシア側としては、再開の可能性があることを示唆しました。「ビザなし渡航」には「墓参」の他に「ビザなし交流」と「自由訪問」がありますが、ロシア外務省は、去年9月、合意の破棄を発表していました。(STV 2023/1/31)

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