クリル諸島南部の返還を求める集会が1日、東京で開催された。クリル諸島の元居住者や北海道の鈴木知事など約500人が参加した。共同通信は、イベントの参加者は「北方領土」の返還を主張したと報じた。その根拠は国後島、色丹島、択捉島及び隣接する無人島のグループがソ連の一部となった第二次大戦の出来事である。一方、ロシア外務省は、これらの領土に対する主権を明確に証明する国際的な法的枠組みを持っていることを繰り返し強調してきた。第二次大戦終結後、ロシアと日本の間で平和条約が調印されなかったが、その主な障害は領土の所有権に関する立場の相違だった。日本は依然としてクリル諸島南部の島々に対する権利を信じている。プーチン大統領はかつて東方経済フォーラムの場で、安倍元首相に、まず平和条約を締結し、そののち両国間の関係を構築する中で問題解決を図ることを提案したが、日本はこの提案を支持しなかった。(citysakh.ru 2022/12/1)
※citysakh.ruが記事に付けた写真( schildmannjurgen. files. wordpress.com)。人々が首から下げるボードには「尖閣の実行支配の強化を」「凶暴中国」などと書かれている。
