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国後島でゴミ選別・焼却施設建設3.3億ルーブル 択捉島は2.6億ルーブル 26カ月以内に建設、17年間運用 サハリン州政府が「エコミール」に委託

サハリン州政府は国後島色丹島などを管轄する南クリル地区と、択捉島などを管轄する北クリル地区における一般・産業用廃棄物処理事業を民間企業の2社に委託するための準備を進めている。国後島色丹島廃棄物処理業務を担うのは今年6月に登記された合同会社「エコミール・クナシリ」で、一般廃棄物と固形廃棄物、建設・木材廃棄物の選別ステーションを含む焼却施設を国後島北部に建設する。処理能力は建設廃棄物で年間1万トン、都市部の一般廃棄物が1万3,000トンを見込む。同社は26カ月以内にユジノクリリスク(古釜布)の北部に施設を建設し、17年間運用する。建設費は3億3,170万ルーブル。また、択捉島では合同会社「エコミール・エトロフ」(今年6月登記)が参入。年間5,000トンの一般ゴミと固形廃棄物の選別施設と焼却施設を建設する。建設場所はクリリスク(紗那)の南部で、建設費は2億6,350万ルーブルを割り当てる。建設期間は26カ月で同社は17年間運用する。(サハリン・インフォ2022/11/30)

国後島のゴミ捨て場(サハリンのテレビニュースの映像から)