クリル諸島(※この場合は北方四島を指していると思われる)への観光客の流れは5 年以内に 4 倍、10 年以内に 6 倍になる可能性がある--。サハリン州のアレクセイ・ベリク首相が5日、TASSに語った。2021年は約5万人の観光客がクリル諸島を訪れた。「5年間で観光客の流れを3〜4倍に増やすことについて確実に話すことができ、さらに10年間で5〜6倍に増やすためにあらゆる努力をすべきだ」と彼は言った。現在、サハリン本島との航空輸送は快適なレベルにあり、低料金で行くことが出来るとした上で、「州の使命はクリル諸島へのアクセスを確保することであり、ユナイテッド・ファー・イースタン・エアラインを通じて、クリル諸島への運賃に補助金を出している」と付け加えた。(タス通信2022/10/5)
北方四島の観光客5万人は本当か？
※ロシア極東・北極圏発展省のアレクセイ・チェクンコフ大臣が9月、「2021年にクリル諸島(北方四島を含む千島列島)を訪れた観光客は8万3,000人」と明言していた。タス通信の記事が正しいとすると、そのうち約5万人が北方四島への観光客ということになる。
