北クリル地区パラムシル島のシェレホフ湾にあった居住地跡で、大規模な観光クラスターを建設する「オネコタン群島プロジェクト」が始動し、係留施設や道路建設のほか、ディーゼルと風力発電を使用した住宅用モジュールが設置されている。プロジェクト関係者が先週末に現地に入り、進捗状況を視察した。北クリル地区のオフシャンニコフ市長は「1990年代に放棄された旧シェレホフ村はすぐに生まれ変わるだろう。すべては北クリルで投資プロジェクトを実施しているオケアンストロイ社のおかげだ」と語った。「オネコタン群島プロジェクト」は北クリルのパラムシル島、オネコタン島、アトラソフ島、シュムシュ島、カリムコタン島、シアシコタン島、リポンキチャ島、ラシュア島8島で展開される大規模な観光プロジェクトで、ホテルやグランピングを建設し、畜産農場や孵化場なども整備する。最初の施設はパラムシル島に建設される3つ星ホテル「アライド」となる。TASS 通信は、シェレホフ湾がクリル諸島北部への「入り口」になると書いている。(astv.ru 2022/10/4)
