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樺太時代の東白浦神社鳥居 島木部分の亀裂拡大 一年以上放置

樺太時代に造られた神社の鳥居上部に亀裂が入り、いつ観光客の頭上に落下してもおかしくない状態にある--ドリンスク地区の住民からサフコム通信に連絡があった。問題の鳥居はブズモーリエ(旧白臼)にある東白浦神社の遺構で、亀裂は1年以上前から確認され、時間の経過とともに状態が悪化している。(※記事はコンクリート製としているが、ネット情報では石造とある)2020年、ドリンスク地区行政府は鳥居へと続く道に階段を設け、金属製の手すりや柵を設置するなど観光地として整備した。さらに、知名度アップを図るため、モスクワからジャーナリストを招くプロモーション活動も実施し、州予算から約39万ルーブルが支出された。ドリンスク地区行政府に問い合わせると、建築モニュメントであるが、州観光省の中で位置づけを明確にする必要があると回答。一方、州文化省は鳥居は文化財として登録されていないとした。これについて州観光省のラザレフ大臣は、修復問題はドリンスク市長と協力して解決されると話した。(サハリン・インフォ2022/7/11)