西側の制裁対象になっているロシアのオリガルヒで億万長者のアレクセイ・モルダショフ氏が所有するスーパー・ヨット「ノルド」がサハリンのコルサコフ港に入る様子が19日、ドローンで撮影された。「ノルド」は、ロシア最大鉄鋼関連企業「セヴェルスターリ」CEOで、最も裕福な人物(フォーブスによると)とされるモルダショフ氏が昨年、3億ドル(約404億円)をかけて建造。ドイツで建造され、イタリア人によって装飾されたヨットは36人のゲストのための20の部屋がある。全長140mあり、デッキには2つのヘリポートと巨大なスイミングプールを備える。自動車とアクアバイク用駐車場、映画館もある。「ノルド」は所有者が西側からの制裁対象となった3月末にウラジオストクに入港した。サハリンの居住者が30日の予定でカムチャツカへ釣り旅行に行くためにレンタルされたという未確認情報もあるが、真偽は不明だ。(サハリン・インフォ2022/6/20ほか)
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