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「今は日本車購入に理想的な時期だ」サハリンのディーラー 9カ月で900台以上輸入

ロシアは深刻な「自動車危機」に直面している。外国メーカーは次々とロシアでの生産を拒否し、外国車の輸入が減少、あるいは完全に停止する。ロシア国内の自動車メーカーは生産に関する問題が指摘されている。政府はすでにエアバッグやアンチロックブレーキングシステムを装備しなくても構わないと通達し、部品等の不足によりマルチメディアシステムさえ搭載されなくなるだろう。こうした中で、日本の中古車を専門に輸入する「ドルゴフ・オ―ト」は「新しいチャンスが開かれている。今は、日本市場からクルマを購入するのに理想的な時期だ」と意気軒高だ。ドルと円に対してルーブルが高騰し、購入コストは下がっており、一部の車種では数カ月前より30万~40万ルーブルも安く購入することが出来る。日本の市場から購入するという選択肢はさらに魅力的になっているという。日本はロシアへの自動車の輸出を制限(600万以上の高級車の輸出禁止)しているにもかかわらず、市場での選択肢は依然として多様だ。「制限はあっても、人気のあるランドクルーザープラドをはじめ電気自動車も日本から持ち込むことが出来る。オークションから直接クルマを届けられる。外国車が海路で輸送されるウラジオストク経由に、お金をかける必要はない。オールインクルーシブの原則でクルマの選定、事務処理、購入は万全。サハリンの住民はこの利点をすでに理解しており、この9カ月で900台維持用のクルマをサハリンに届けた」とドルゴフ社長は言う。詳しくは同社のウエブサイトで。

Dolgov Auto - Авто с аукционов Японии

(サハリン・インフォ2022/6/7)