北方領土の話題と最新事情

北方領土の今を伝えるニュースや島の最新事情などを紹介しています。

択捉島・天寧近郊の村 旧日本軍の砲弾9発見つかる ロシア軍が爆破処理

択捉島のゴルノエ村(※天寧の近く)のゴミ埋め立て地で、第二次大戦で旧日本軍が使用した砲弾9発と手榴弾1個が見つかった。連絡を受けた警官が現場を封鎖するとともに、近くの軍司令部があるゴリャチエ・クリュチ(瀬石温泉)から処理班が呼ばれた。砲弾は草地に放置された状態だった。危険物は慎重に木箱に詰められ、空き地で爆破処理された。択捉島では戦時中の遺品がよく発見される。古い日本軍の銃のように、モスクワの軍事博物館に保管されているものもあるが、砲弾が見つかったのはここ数年で初めだ。(サハリン・インフォ2022/5/31)