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「遅咲き日本一」なるか 根室のサクラいつ咲く?観測開始

 根室市と市観光協会は6日、根室地方合同庁舎(弥栄町1)の前庭にあるチシマザクラの標本木で開花の観測を始めた。根室のサクラは毎年、遅咲き日本一を競っている。標本木のつぼみは少しずつ膨らみ、色づき始めている。(北海道新聞釧路根室版2022/5/6)

 市などによる独自の観測は根室測候所の廃止に伴い、2011年から元気象庁職員の船山岩雄さん(76)の協力を得て実施している。船山さんによると、3月以降の最高気温の積算が500度になることが開花の目安という。5日までの積算は458度に達し、前年同期を20度ほど上回っている。

 昨年の開花日は10日で遅咲き日本一だった。日本気象協会は、根室市の開花日を平年より4日早い12日と予想している。市などによる観測は毎日午前11時に行う。(黒田理)