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樺太での日ソ戦で戦死したソ連兵1人と日本兵3人の遺体を発見 真岡近郊の熊笹峠で

第二次大戦末期、日本軍との戦闘で戦死したソ連軍兵士1人の遺体がサハリン州ホルムスク(旧真岡)近郊で発見された。また、近くから日本軍兵士3人の遺体も見つかった。場所は激して戦いがあったホルムスク峠(旧熊笹峠)。昨年末、遺骨収集をしている「ロシア捜索運動」のメンバーがおびただしい弾薬を見つけていたが、雪のため発掘調査ができず、春を待って先週から再開していた。最初に、日本兵の3人の遺体が衣服やボタン、靴、ガスマスクなどの遺品とともに確認された。身元の特定につながる遺品は見つからなかった。ソ連兵の遺体は塹壕のスコップの下から発見された。赤軍兵士が所有する鋼製のヘルメットSSh-36が足元に埋まっていた。兵士は仰向けになり、テント生地で覆われていたが、身元の特定につながる遺品はなかった。アーカイブ文書によると、ホルムスク峠の戦いで3人のソ連兵が行方不明になっており、今回発見された遺体は、そのうちの1人で、第113ライフル連隊の指揮官タギル・ギザトゥリン中尉のものである可能性がある。バシキール自治共和国(現在のバシコルトスタン共和国)のアルテル・バロシュ村の出身で、1945年8月22日に行方不明になった。発見された遺体は、必要なすべての検査のためにロシア調査委員会に引き渡された。「ロシア捜索運動」サハリン地方支部は、DNA検査を実施し、身元を確認するために、亡くなった中尉の親戚を見つけることを計画している。(サハリン・インフォ2022/4/21)