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サハリン石油・ガス開発の重要なパートナー企業が撤退 ロシア制裁に参加

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世界最大の油田探査、探査用計測機器の開発・製造を行う多国籍企業で、サハリンの石油・天然ガスプロジェクトのパートナーでもある「シュルンベルジェ・コーポレーション」が18日、ロシアに対する国際的な制裁に加わったと発表した。同社の公式ウェブサイトでは、新規投資と技術提供の停止を報告している。シュルンベルジェは、サハリン地域の主要な油田サービス請負業者の1つで、サハリン大陸棚でサハリン・エナジーが運営しているサハリン2とエクソン・ネフチガスのサハリン1の両方に協力している。1996年以来、駐在員事務所がサハリンに開設され、ユジノサハリンスク、ホルムスク、オハに工業用地が整備されている。2017年時点で、同社の労働者は約800人で、半分はサハリン住民といわれる。近年、同社は州政府の間で、炭化水素生産における新技術の開発導入などにも取り組んでいる。2019年、リマレンコ知事は、この企業を「サハリン州政府の重要なパートナー」に指名した。 2020年にはサハリンに別の生産施設を建設する計画を発表し、総投資額は約20億ルーブル、数百人の新規雇用が見込まれていた。また、サハリンで操業している石油・天然ガス会社の主要な請負業者の1つで、世界第2位の油田サービス請負業者であるハリバートンも制裁に加わり、ロシア国内での活動を停止すると発表した。

ハリバートン、ロシアでの新規事業を停止

(ロイター2022/3/18)

米石油サービス大手ハリバートンは18日、ロシアのウクライナ侵攻を受けた米政府の制裁措置を踏まえ、ロシアにおける新規事業を停止したと発表した。国営ロシア企業など、特定の既存の顧客も対象となるという。ロシアでは現在進めている合弁事業はなく、数週間前に制裁対象となった部品や製品などのロシアへの出荷を全て停止したという。