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甲状腺切除のサハリン女性「薬局に薬がない」と窮状訴え

サハリン・ホルムスク市在住のユリア・マティヤシュさんはがサフコム通信に支援を求めてきた。彼女は甲状腺を切除した2017年以来、代替ホルモンのレボチロキシンやL-チロキシンを毎日服用している。この薬はドイツ製だが、彼女は薬局でどちらの薬も見つけることが出来ないでいる。「友達を通してモスクワで購入しようとしたが、どこにもなかった。私のような人々にとって、このホルモンは糖尿病患者のインスリンのようなもの。それがなければ私は死ぬでしょう」とユリアさんは言った。手持ちの錠剤は2週間分だ。サハリン州知事や大統領府に窮状を訴える手紙を書いた。薬局に話を聞くと「チロキシンは本土でも売り切れ状態だが、約1カ月後にはいくらか入荷する予定だ」という。いくつかの薬を購入できないことに加えて、サハリンの住民はまた、それらが非常に高価になっていることを心配している。これについて州保健省にコメントを求めたが、まだ回答はない。(サハリン・インフォ2022/3/14)

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