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国後島で流氷初日 択捉島には春の使者ハクチョウが日本から戻ってきた

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国後島の陸地から今シーズン初めて流氷が確認された。オホーツク海西部のシャンタル諸島海域で形成された流氷は、サハリンの東海岸に沿って南下し、根室海峡に流れ込む。堆積した流氷はイズメナ海峡(裏切りの海峡=野付水道)とエカチェリーナ海峡(国後水道)から太平洋に押し出される。通常2月中旬から3月上旬に南クリル諸島(北方四島)に接近する。南住民は「流氷が近づいてきて、サハリンからのフェリーは氷原の端に沿って慎重に移動している」とSNSに書き込んだ。択捉島では、まだ陸地から流氷を確認できないが、その気配が感じられる。数日前、択捉島の海岸で春の使者ハクチョウが飛来した。昨年、日本から戻ってきた最初のハクチョウが確認されたのは3月1日だった。その後、数十羽がイズメナ海峡に飛来したが、そこはまだ流氷で満たされていた。(サハリン・クリル通信2022/2/18)

https://skr.su/news/18/2022-02-18/kurilchane-zametili-pervye-ldy-podhodyaschie-k-ostrovam-331330

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