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択捉島・ゴルノエ モスクワの写真家が「ゴーストタウン」と化した軍の町をドローンで撮影した

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https://www.instagram.com/reel/CZcCHe4JWlJ/?utm_source=ig_embed&ig_rid=d39614d8-79ae-49cf-8482-e1f5752d97b0

モスクワ在住の写真家、ミーチャ・ラズムさんが択捉島の「ゴーストタウン」をドローンで撮影し、2月2日に自身のインスタグラムに「存在しない町」と題して、短い映像を公開した。廃屋のように見えるアパート群。よく見ると、ところどころ窓に布団が干されていたり、アパートの外には車もある。鳥の目線で見た軍の町ゴルノエは、どこか魅惑的で同時に憂鬱だ。壊れた窓、雑草が伸び放題の屋根。それらすべてが緑の丘と低い雲を背景にしている。ただし、「ゴーストタウン」という表現は真実ではない。今も町には数百人が住んでいる。その多くは、かつてあった基地で働いていた人たちだ。「最近まで、軍の町ゴルノエにある土地と建物はすべてロシア国防省に登録されている。住民は住宅や電気・水道など共同サービスに金を払ってこなかった。だから、住人以外、誰も家のことなど気にかけない。最近になって、土地や建物を地元自治体に移管するプロセスが始まったばかりだ」という。小さな町には幼稚園と学校があり、これらは自治体に属しているが、ボイラーハウスやその他の重要施設は今でも国防省が所有している。最寄りの大きな町クリリスク(紗那)へ行くには未舗装の道路を80km走る必要がある。アパートの1階には数件のお店があり、インターネットや携帯電話も通じる。「私はアイスクリームを買って、iphoneで支払った」。ここに駐屯している軍隊の給料は非常に高いが、人々は荒廃したアパートに住んでいる。(astv.ru 2022/2/3)

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