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北クリルのエベコ火山の火口を調査 2016年から始まった噴火活動で初めて

火山活動が続く北クリル・パラムシル島(幌筵島)にあるエベコ火山で、地熱研究所のタチアナ・コテンコ氏とレオニード・コテンコ氏が、一連の噴火が始まった2016年以降初めてとなる火口の調査を実施した。2人のインスタグラムによると、エベコ火山の噴火は2016年10月に始まり、2021年11月19日が最後。科学者は1月8日、南端から火口内を調査した。下部のクレーターの壁はほぼ垂直で、底は乳白色の熱水で満たされ、火口湖を形成していた。湖の周りの喫水線の上にはたくさんの噴気孔が確認された。さらに1月12日、科学者たちは天気の良い日に西側のクレーターをチェックし、沸騰する水を確認。水のサンプルは取れなかったが、水中噴気孔または噴気孔の存在をうかがわせた。科学者によると、火口の南側の水面までの深さは85メートルに達した。(サハリン・クリル通信2022/1/21)

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