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「クリルロシア」--ウルップ島の発掘調査について講演 サハリンの考古学者

「クリルロシア」--「ウルップ島におけるロシア人による最初の長期居住」というトピックに関する歴史的、考古学的、民族誌的研究の包括的なプログラムの責任者であり、考古学者のヴァレリー・シュビン氏の講演会が11月25日、ユジノサハリンスクの図書館で開催された。シュビン氏はサハリン郷土博物館で長年にわたりサハリン州の考古学の研究に携わり、特に「露米会社」の研究のため1979年から1996年にかけて行われたウルップ島、シムシル島、パラムシル島、占守島への考古学探検に従事した。主な発掘調査は、ウルップ島のアロイトカ湾で行われた。ここでは最初に住み着いたロシア人の住居跡やアリュート族などの生活用具などの遺品(食器、衣服、靴、武器など)が見つり、州郷土博物館に保管されている。(サハリン・インフォ2021/11/26)

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