10月にオーバーホールされたばかりの択捉島ゴリャチエ・クリュチ(瀬石温泉)にあるボイラーハウス。軍が管理する町のためロシア国防省傘下の企業が工事を行ったが、とんでもない欠陥工事だったことが判明。労働者のための休憩室とトイレが解体されていたのを始め、屋根は雨漏り。先日の暴風雨によって大量の雨水が床にたまった。従業員の不満に対して経営側は「気に入らなければ辞めろ」という。従業員によると、ボイラーハウスが改修中だった4カ月間、無給で休暇をとらされたという。ゴリャチエ・クリュチへの水、熱、電力供給は国防省の「中央住宅及び共同サービス」によって提供されている。軍が管理する町のためクリル地区行政府は住民へのサービス提供ができないが、緊急事態でもあり、熱供給の専門職員3人を派遣する準備を進めている。(サハリン・インフォ2021/11/25)
https://sakhalin.info/news/214431
