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ベリク首相が国後島のアパート視察 国後島と色丹島で11棟のアパート建設中

サハリン州のアレクセイ・ベリク首相は国後島を訪問し、老朽化した緊急避難用住宅から住みかえる家族のために建設されている集合住宅を視察した。「緊急住宅からの住み替えは優先事項の1つ。人々は快適な環境で暮らすべきで、計画通りに新しい家が引き渡される必要がある」と述べた。今年12月には国後島ユジノクリリスク(古釜布)のオケアンスカヤ通りに12世帯が入居するアパートが引き渡しになる。現在、15人の作業員が換気システムや敷地内の外構工事が進められている。請負業者は「数日中に屋根にとりかかる。予定通り納品できる」と話した。ベリク首相は、新居に暮らし始めた家族と懇談し、住宅の品質を尋ねた。住民は「暖かく、明るく快適で、すべて気に入っている。ゴミも時間通りに収集されている」と答えていた。国後島色丹島では2021年に3棟のアパートが建てられ、107家族が緊急住宅から新しいアパートに移り住んだ。現在はユジノクリリスク、ゴロブニノ(泊)、色丹島クラボザボツコエ(穴澗)、マロクリリスコエ(斜古丹)で11棟(214戸)のアパートが建設中。(サハリン・クリル通信2021/10/12)

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