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新造フェリー「パベル・レオ―ノフ」がサハリンから択捉島へ初航海

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サハリンと北方四島のアクセス向上を目的に建造されたフェリー「パベル・レオ―ノフ」号が10月1日、コルサコフ港から択捉島リリスク(紗那)に向けて初めての航海に出た。初航海には乗客27人と55トンの貨物が積み込まれた。最初の乗客の中に、ユジノサハリンスクから来た老夫婦、ビクトルとアンナがいた。10日間休暇を取り、択捉島を観光するという。「択後島で休暇を過ごせることをとてもうれしく思っている」と話していた。シェフを務めるミハイル・リセツキーは、旅の間ずっと乗客においしい料理を提供する。「メニューには、ロシア料理、グルジア料理、イタリア料理を用意している。ただし、食事はチケット料金に含まれていない」--。通常のキャビンの運賃は片道3,225ルーブル。フェリーは前日、試験航海を行ったが、ロマン・ブリュディク船長は「様々な航路をテストした。最高速度は時速25キロで航行し、すべてが順調だった。この船を任されたことを誇りに思う」と語った。(サハリン・クリル通信2021/10/1)

https://skr.su/uploaded/af/b7/e2/160434f412ff7645ba4bd06acf.mp4

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