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色丹島で映画撮影予定の監督、北極海で事故死 助けようとした緊急事態省大臣も死亡

ロシア緊急事態省のジニチェフ大臣が、北極圏にあるノリリスクで行われた訓練の最中、足を滑らせて海中に転落したロシア人映画監督を救おうと自ら飛び込み、岩に体を打ち付けて死亡した。この映画監督も亡くなったが、彼は北極圏と北極海ルートの開発をテーマにドキュメンタリーを制作するためロケハンに来ていたアレクサンドル・メルニック監督(63歳)で、近く、色丹島で映画を撮影する準備をしていた。テレグラムチャンネル「シコタン・ニュース」によると、「今年、彼は色丹島のクライ・スベタ岬(世界の終わり岬=エイタンノット岬)で長編映画を撮影する準備を始めた。技術的、財政的な問題でプロジェクトがいくらか遅れていた」という。メルニック監督はアンドリュー・ザ・ファースト・コールド基金を率いて、サハリン・クリル諸島で教育プロジェクトを組織。2005年には択捉島使徒アンドリュー・ザ・ファースト・コールドの十字架を建立した。(astv.ru 2021/9/9)

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