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択捉島の水産加工「コンチネント」日本発祥のマネジメント「5S」システム導入

択捉島とパラムシル島の水産加工場に労働生産性の向上を図る「5S」システムが導入され、効果を挙げている。労働者の収入増と賃金格差の是正を狙いに取り組まれている国家プロジェクト「労働生産性」の枠組みの中で、択捉島の「コンチネント」とパラムシル島の「アライド」で導入された。「5S」はSEIRI(整理)、SEITON(整頓)、SESO(清掃)、SEIKETSU(清潔)、SHITAUKE(しつけ)の略で、日本発祥のマネジメントシステム。「コンチネント」はサケの水揚げから加工、パレットへの積み込みプロセスで、1人あたりの生産量を最大21%増加させ、サケのカット作業に要する時間を短縮した。「労働生産性が向上し、年間最大1,100万ルーブルの経済効果を得ることが出来た」と同社のパべル・イーリン社長は語った。(サハリン・メディア2021/8/3)

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