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択捉島 トムスク工科大学の研究者がチタノマグネタイト(砂鉄)鉱床を調査

トムスク工科大学とサハリンの研究者が択捉島で、火山性のチタノマグネタイト砂鉱床、いわゆる砂鉄の調査を行った。日本人は、砂鉄から日本刀を作り出した。択捉島では、レイドヴォスコエ、ベトロボエ、ルチャスキー地区の海岸線で鉱床が確認された。岩盤からチタノマグネタイトを抽出する場合、最も費用がかかるのは破砕作業。ロシア中央部のスヴェルドロフスク州の鉱床では、択捉島での作業に比べて3~4倍も高価になるという。(サハリン・クリル通信2021/6/28)

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択捉島のレイドヴォスコエ・ビーチ、背景は散布山、北散布山