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ワクチン接種を強制 拒否した場合は無給で職務停止1.5カ月 サハリン

「経営陣が新型コロナのワクチン接種をしなければ無給で職務停止とする」--サハリン州地方自治体の行政サービスを担う多機能センター「サハリンMSC」の従業員は予防接種が強制されていると、サフ・コム通信に訴えてきた。先週金曜日には接種は任意としていたが、今週月曜日になって状況は一変。木曜日までに予防接種の証明書提出を求め、応じなかった場合1カ月半、無給で職務から外すと口頭で伝えられたという。当日、経営陣は予防接種を受けていない従業員に、直ちに施設を出て待機するよう要求した。同様の話が他からも寄せられている。ユジノサハリンスクの空港では予防接種が義務づけられた。サハリン州保健省はワクチン接種を強制していないと説明した。「住民の60%が予防接種を受け、集団免疫を形成する必要があるが、健康上の理由から受けられないケースなど個別に対応する必要がある」とした。一方、労働監督官は、客観的な理由なしにワクチン接種を受けなかった場合、無給で仕事から外され、解雇される可能性もあると話している。(サハリン・インフォ2021/6/24)

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