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国後島と択捉島観光の注意 国境警備隊とのゴタゴタで旅を台無しにしないために

クリル諸島を個人で訪れる観光客にとっては、特別な通行許可証を持っていなと、お目当ての観光スポットへのアクセスを拒否される可能性がある。せっかくの観光旅行を国境警備隊とのやり取りで台無しにしないために、必要な書類をどこでどのように作成できるかをまとめてみた。サハリンに入る時には特別な書類は必要ない。州内の国境地帯は択捉島国後島、北クリルのパラムシル島にだけ設定されており、観光スポットがある遠隔地に行くには通行許可証が不可欠だ。択捉島国後島を旅行するには、ユジノサハリンスクのロシアFSB国境管理局が発行するパスが必要。パラムシル島の場合は、ペトロパブロフスク・カムチャツキーの国境警備隊が担当する。(※パラムシル島もサハリン州の管轄だが、許可を出すのはカムチャツカ地方のFSBだという、妙な話)。ロシア人なら申請から15日営業日、外国人は30日営業日で発行される。電子メールでも申請を受け付けている。国後島択捉島の場合はpubo.sahalin@fsb.ru パラムシル島の場合はmail@svpubo.ruへ。また、ロシアのインターネットポータルサイト「ゴススルギ」からも入手できる。(サハリン・クリル通信2021/6/6)

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国後島・瀬石へ通じる道路にある「国境地帯」の看板