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2021年は10の調査研究チームが来島 クリル自然保護区 日本の専門家は未定

国後島のクリル自然保護区によると、2021年に少なくとも10の調査研究チーム(総数50人)が南クリル地区を訪れる。最初の調査チームはモスクワ国立大学の海洋哺乳類の専門たち。5月2日から6月上旬の予定でシャチの調査を行っている。6月にはベラルーシの映画スタジオAVESの撮影クルーが到着し、ビデオクリップ「南クリル諸島--ロシアのユニークな自然」を制作するための撮影に入る。7月には火山学者、昆虫学者のチームが来島。さらに6月から9月まで、サフニロの研究者が小クリル諸島の海域でウニやコンブの調査を実施する。このほか、サンクトペテルブルク大学の生態学と自然管理学部のグループが淡水魚の調査にやって来る。日本からの調査チームは北方四島交流事業がCOVID-19の影響で止まっており、日本からの調査団がいつ来られるか分かっていない。(クリル自然保護区2021/5/18)

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