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コルサコフに残る旧北海道拓殖銀行大泊支店 住民が知事に修復を訴えた

サハリン州のリマレンコ知事とコルサコフ住民との対話集会で、住民から旧北海道拓殖銀行大泊支店の修復保全について意見が出た。発言した女性は「多くの街の住民が愛着を持っている建物が倒壊したら、それは許されないことだ」と迫った。知事は、同席していたラブリック文化大臣に建物の現状を確認するよう指示した。文化大臣によると、建物は閉鎖されており、州が作成した修復プロジェクトは連邦政府による検査を受けている。修復には国家審査にパスすることが必要で、今年中にすべての文書が承認され、来年には修復工事に着手できると説明した。拓銀大泊支店をめぐっては2011年に博物館として活用する計画が発表され、2015年に修復工事が開始されることになっていたか、実現しなかった。2018年になって工事に着手したものの、ずさんなプロジェクトによって建物に損傷を与えてしまった。(サハリン・インフォ2021/5/15)

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