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南クリル地区行政府が幹部職員の収入・資産を公開 市長の2020年収入は293万ルーブル

国後島色丹島歯舞群島を管轄する南クリル地区行政府は幹部職員の収入、資産を公開した。昨年までユジノサハリンスク市長の顧問として働いていたパベル・ゴミレフスキー市長の2020年の収入は293万ルーブルと少なかったが、不動産として土地(1000㎡)と住宅(500㎡)、2のアパート(77㎡と97㎡)、4つのガレージを所有。サンドバギーとヤマハ水上バイク(ジェットスキー)、セミトレーラーなども持っている。また、市長の妻の収入は夫より多く470万ループルで、92㎡のアパートと乗用車(レクサス)を所有しているほか、息子が住んでいる97㎡のアパートがある。前任のブラセンコ前市長の2019年の収入は649万ルーブルだった。セルゲイ・クズメンコ副市長の収入は414万ルーブルで、アパートの3分の1(59㎡)とスズキ・エスクードを所有。妻の収入は124万ルーブルで、子供と3人でアパートを所有している。ナタリア・サボチキナ副市長の収入は431万ルーブル(2019年は407万ルーブル)で、アパート(65㎡)と別の住宅(67㎡)、トヨタ・ランドクルーザーを所有している。行政府で最も収入が多かったのは、市長室のアレシア・スカレポワ氏で889万ルーブル(2019年は374万ルーブル)だったが、所有していたアパート売却したためだ。彼女はまたアパート(49㎡)と非住宅(45㎡)を持っている。配偶者の収入は43万ルーブルで、妻とアパート2分の1ずつ所有し、日産の車など2台を持っている。逆に、最も収入が少なかったのは、エネルギー・住宅・公共サービス部門のヤナ・ミチコワで60万ルーブル。南クリル地区の住民は数十人の管理職の収入をウエブサイトで知ることが出来る。(サハリン・インフォ2021/5/13ほか)

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