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国後島 新築アパートの住民から不満 検察官と市長が品質や管理状態を調査

南クリル地区行政府のゴミレフスキー市長と同地区のポポフ検察官が、昨年12月に入居が始まった国後島ユジノクリリスク(古釜布)オケアンスカヤ通りの集合住宅を訪れ、老朽化した住宅から移り住んだ住民と面談した。検察官は、住宅の品質と管理状況について寄せられた苦情について調査を行い、いくつかの事例を確認した。入居した住民から品質や管理状態について不満が出ていることから、サハリン州検察当局は、ポポフ検察官とゴミレフスキー市長、クリル諸島総局のアレクセイ・ポリアショフ所長に、新しい入居者との面談を行い、アパートの品質などをチェックするよう指示していた。検察庁は30日以内に、住宅を建設した請負業者の対応を分析し、適切な結論を出すとしている。ゴミレフスキー市長は「近い将来、特定されたすべての欠陥が請負業者によって解消される」と語った。入居者の半数は、住宅の品質に満足しているという。(サハリン・インフォ2021/2/27ほか)

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