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千島列島沖で260個のコンテナが海中に落下

デンマークのコンテナ船マースク・アインドホーフェンが2月17日、クリル諸島(千島列島)の東で「数百のコンテナ」を失った。緊急事態は、船が17ノットの速度で航行中の午前3時ごろに発生し、落下したコンテナは海に漂い続けている。修理のために、アジアの港の1つに戻すことが決定された。船は、中国の厦門港から米国のロサンゼルスに向かっていた。これは過去80日間で6件目のコンテナ船の事故。過去5件の事故で2,750個のコンテナが落下した。通常、この期間中に失われる量の2倍にあたる。一般的に、世界中で毎年約5,000個のコンテナが海に落ちている。(Citysakh.ru 2021/2/21)

マースク社の発表によると、マースク・アインドホーフェンは2月17日、荒海で北日本沖約45海里でエンジンの推進力を喪失したことにより、船外に260個のコンテナが落下したほか、甲板上のコンテナ65個を損傷した。(safety4sea.com2021/2/21)

※マースク・アインドホーフェンは2010年建造。総トン数14万,716トン、全長366m、全幅48m、コンテナ積載容量13,092TEU

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※maritimebulletin.net/2021/02/17

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