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住民による街づくり予算 3年間で543事業に18億ルーブル サハリン州政府

地域の問題を解決するため市民のアイディアを支援する、サハリン州政府の取り組み「イニシアチブ予算」で、州政府はこれまでに543件の事業を採択し、合計18億ルーブルを支出した。この取り組みは2017年にスタートし、「地域の開発」「地域住民のイニシアチブ支援」「青少年予算」の3つの枠組みがある。地域のイニシアチブを支援するプロジェクトでは、165人の市民のアイディアに対して、4億ルーブルを割り当て、レクリエーションエリアや子供の遊び場が整備された。青少年のアイディアを実現する「青少年予算」では、373の事業に9億9,000万ルーブルが割り当てられた。これによって国後島ユジノクリリスク(古釜布)の中学生の発案で地元の英雄の記念碑を設置したり、択捉島リリスク(紗那)にスケートパーク、択捉島ブレベスニク(天寧)の中等学校に植物園を開設した。「地域開発」プロジェクトでは32の社会資本整備が採択され、4億4,600万ルーブルが支出された。(サハリン・インフォ2021/1/27)

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