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北方四島周辺のナマコ漁獲量 昨年は100トン

2020年に南クリル諸島海域(北方四島周辺)で漁獲されたナマコは99.851トンに達した。連邦漁業庁によると、サハリン州の4企業が着業した。このうちラグナ社はダイバーによる採取で最大の54.6トンを水揚げした。2019年の漁獲量は約77トンで、大部分が外国に輸出されている。南クリル諸島海域での2021年の許容漁獲量は80トンに設定されている。独特の薬効を有するナマコは最も価値が高い水産物の1つで、サハリン本島ではナマコの人工養殖事業がスタートした。昨年はタタール海峡に9万尾の稚魚が放流された。収穫は3年後で、約1.3トンの漁獲を見込んでいる。(サハリン・インフォ2021/1/19)

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