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南クリール地区長に返還反対の強硬派 ゴミレフスキー氏が復帰

 北方領土の国後、色丹両島と歯舞群島を事実上管轄するロシア・サハリン州南クリール地区議会は26日、辞任したブラセンコ前地区長の後任を決める選挙を行い、パーベル・ゴミレフスキー前コルサコフ市長(45)を選出した。同氏は2005年にも同地区長を務め、15年ぶりの再登板。領土返還反対の強硬派とされる。(北海道新聞2020/12/27)

 同氏はユジノサハリンスク出身。モスクワ国際関係大を卒業後、水産加工会社などを経て、2005年2~10月に同地区長を務めた。その後、州政府に移り、2020年5~7月にコルサコフ市長。2005年の地区長時代に、ビザなし交流で国後島を訪れた高橋はるみ知事との会談で「領土問題は存在しない」と発言し、激論になった。任期は5年となる。

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