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サハリン沖で日本海軍の海防艦発見 ドキュメント 映画制作

第二次世界大戦の最後の数カ月にサハリン地方と北太平洋の海で起きた出来事に迫るドキュメンタリー映画「アナスタシア岬の謎」の制作過程で、サハリンの調査チームが終戦直前、サハリン南部の沖合で日本の連絡船を護衛中に、米潜水艦の攻撃を受けて沈没した旧日本海軍海防艦CD—112を発見したと発表した。調査は歴史家や科学者、ダイバーらが参加して7月から始まり、4回目となる今回の調査で、アニワ湾のアナスタシア岬沖の水深38mの海底に沈んでいる海防艦を見つけた。1945年7月18日。米潜水艦バーブが、大泊(コルサコフ)から稚内に向かう連絡船宗谷丸と護衛していた海防艦112を魚雷攻撃。宗谷丸をかばうように海防艦が被弾し沈没した。乗員199人のうち助かったのはわずか4人だけだった。宗谷丸は無事だった。映画制作者は、犠牲者の遺族に今回の発見に関する情報提供を行う考えだ。映画「アナスタシア岬の謎」の前編は2020年末までに公開される予定。(astv.ru 2020/11/30)

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