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国後島・古釜布 市立幼稚園ベロチカが創立65周年

国後島ユジノクリリスク(古釜布)の市立幼稚園「ベロチカ(リス)」が創立65周年を迎えた。アーカイブ資料によると、1955年7月から10月の間に設置手続きが取られた。当時の幼稚園の写真は残されていないが、卒園生の間では、ストーブのぬくもりの中で給食を食べたり、庭にあった大きな船の遊具で楽しく遊んだ記憶が今も鮮明に刻まれている。1994年にはベロチカは3つの建物を有し、8つのクラスがある市内で一番大きな幼稚園だった。卒園生は2000人を超えている。開園当時のエカテリーナ・アントノヴァ園長から始まり、現在のヴァレンティナ・フェドロヴァ園長まで歴代9人の園長が率いた。このうち3人はすでに亡くなっている。ガリーナ・ペストヴァ園長時代の1994年、大きな地震が発生してベロチカは最大の危機に直面した。市内に8つあった幼稚園のうち存続で来たのはベロチカを含む3つだけだった。今年80歳になったペストヴァ元園長は今、ヤロスラヴリに住んでいる。また、エレーナ・トゥラエヴァ教諭は50年にわたり幼稚園で働き、今なお現役だ。オリガ・セリチェヴァ教諭も勤続35年以上。リュドゥミラ・ヴァシコフスカヤさんは幼稚園の常任音楽監督を30年以上務めている。(Kurilnews.ru 2020/10/15)

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