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カムチャツカ海洋汚染 北クリルのパラムシル島でも海洋生物の死体 政府が海水サンプルを調査

先週末、北クリルのパラムシル島の海岸にタコなどの海洋生物の死骸が多数打ち上げられた問題で、ロスポトレブナソール(連邦消費者権利保護及び福祉監督局)の専門家が海水のサンプルを採取した。隣接するカムチャツカ半島の海岸では、10月初旬、おびただしい数の魚や海洋生物が死に、サーファーが吐き気や目の異常を訴える事件が発生。水質を調べたところフェノールと石油性物質が検出されており、これとの関連が疑われている。北クリル地区行政府は10月4日、緊急事態省とロスポトレブナソールの専門家が海岸を調査したと発表。しかし、死んだタコなどが見つかった海岸はアクセス困難なエリアにあり、到達できなかったという。サンプル採取した海岸はセベロクリリスクから6kmエリアで、死んだ生物などは確認できなかった。海水のサンプルはカムチャツカ地方の衛生疫学センターに送られた。カムチャッカ地方における海洋生物の死の原因については、まだ特定されていないが、この地域一帯を襲った暴風の関連が指摘されている。パラムシル島の住民は、10kgほどのタコが打ち上げられており、深海にいるタコが風の影響で陸に打ち上げられるとは思えないと話している。(astv.ru 2020/10/5)

 

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