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クリル諸島への人材誘致で100万ルーブルの支度金と住宅提供、択捉島・内岡湾に60億ルーブルで防波堤造成

サハリン州のリマレンコ知事が就任して1年。クリル諸島はどのように変わったのか。州政府はクリル諸島において学校、病院、スポーツ・文化施設、緊急救急センター、レクリエーションエリアの整備、道路や住宅建設、投資の誘致などに取り組んでいるが、クリル諸島では他の自治体に比べて、専門職の人員不足が目立っている。このため6月から、クリル諸島に移住する専門家や島々にUターンする学生に対して100万ルーブルの支度金や住宅の無償提供を行うなど移住政策を強化している。州政府は、今後も択捉島に漁船や貨物船、旅客船の安全と利便性を向上させるため択捉島に60億ルーブルを投じて防波堤を整備するほか、大規模な道路建設を推進する。(サハリン・クリル通信2020/9/10)

択捉島の防波堤建設は、ビザなし交流に使用している内岡湾に2026年までに造成予定

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