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占守島のハチ公 1カ月以上も海岸で飼い主を待つ犬

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北クリルのパラムシル島セベロクリリスクの住民は、無人島のシュムシュ島(占守島)の海岸で1カ月以上も座っている犬の運命を心配している。犬には首輪がついており、住民は「ハチ公のように、飼い主が迎えに来るのを待っているようだ」と話している。犬が初めて目撃されたのは1カ月ほど前。ちょうどシュムシュ島へ観光客が訪れるようになったころだ。観光客が船で到着すると、尻尾を振って喜び、ゲストたちを友好的に出迎えた。住民は「私たちの町は小さいので、すべての犬を知っている。彼はセベロクリリスクの犬ではない」という。住民は寒い季節が来る前に飼い主を見つけられることを望んでいる。(サハリン・クリル通信2020/9/9)

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