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国後島住民が憲法改正国民投票への参加を呼びかけ「これで領土問題はなくなる」

北方四島の話題

 サハリン・クリル通信2020/7/1

クリル諸島の住民は憲法改正案への投票を呼び掛けている。島の住民にとって、この国民投票は非常に重要なものなった。なぜなら、憲法改正によって日本との領土問題についての議論に終止符が打たれるからだ。投票は午後8時まで行われる。

  • ナタリア・チュプリヤノワさん(南クリル文化の家従業員)私は今投票してきた。正しい選択をしたと思う。私たちにとって憲法改正は非常に重要だ。それは子供たちの将来への保証だ。子供たちがここで生きることの保証である。成人してからの人生を私はこの島で生きてきた。離れたくない。素晴らしい朝日と夕日、そして自然がある。ロシア国民はこの美しさを確かめに来るべきだ。

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  • イヴァン・ブラガさん(南クリル林業社員)私たちは自分たちの将来に貢献する選択をしなければならない。クリル諸島はロシアの重要な一部であり、住民は投票に参加して意見を表明する必要がある。クリル諸島は私たちの領土です。私たちの祖先はそのために戦った。他の国に領土を渡さない。
  • アレクセイ・ゴロザンキンさん(南クリル体育スポーツ振興センター長)クリル住民の皆さん、この投票を真剣に受け止めてほしい。憲法改正によって領土問題はもう議論されることはありません。
  • アンナ・ベレシュチュクさん(南クリル選挙管理委員会)クリル住民にとって主要な問題の1つは領土の完全性です。この改正により、クリル諸島の所有権をめぐる問題は二度と提起されなくなる。

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  • ブラジスラフ・ペレスチュクさん(国後島住民ボランティア)なぜ投票したかだって? 私にって重要な2つのテーマに関して修正したかったから。1つは領土の保護。クリルは常に私たちのものであり続けると信じている。第2に、憲法におけるボランティア活動の位置づけの修正がある。国はもっとボランティア活動への支援を行い、若者たちが新しいリーダーとなっていくよう支援を強化すべきだ。
  • マリア・デニソワさん(南クリル行政サービス多機能センター長)ロシア国民としてすべての人が投票に参加すべきだ。環境保全に関する改正、ロシア領土の不可分性、年金の見直しは特に重要だ。コロナ対策も万全であり、安全に投票できる。